冷凍マウス(国産の医療に使われてきた品物です!) 2010年6月から、マイナス60度の大型冷凍庫を導入しました。今後も品質にこだわっていきます! 解剖用としても安心してお使い頂いてます。 特徴 弊社の扱うマウスは全て国産のマウスです。 医療用マウスを生産する施設で生産されている為、非常に衛生的です。 系統は大型で多産なICRを使用しています。 冷凍方法にもこだわり、大型のマグロでも瞬間凍結できる強力な冷凍庫でマイナス60度まで一気に冷凍させています。 その結果、弊社のピンクマウスは本当のピンク色をしています。 国内シェアもトップクラスです。
冷凍マウスの品定めの仕方 冷凍マウスと一口に言っても、様々な品質の物がございます。初心者の方には、どれも同じでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。では、品質の良い物とそうでない物はどこが違うのでしょうか? ■ピンクマウスの場合 ピンクマウスは生産者による差が出にくい商品ですが、まず注目して欲しいのが色です。通常の冷凍庫で時間をかけて冷凍した場合、毛細血管が血液の膨張で破れ、赤っぽいピンクマウスになります。業務用の冷凍庫で凍らせた場合でも、量が多いと同じような現象がおきます。品質の良い物は、白に近いピンク色になっています。なお、白いぼつぼつが着いている物もたまに見かけますが、これは冷凍焼けといって、表面が乾燥して酸化してしまった状態です。このような商品は、問題外です。凍った形も参考にして下さい。急速に凍った物は、丸まって、「ころっとした状態」になっています。時間をかけた物は、すこしだら〜っとした状態で凍っています。 ■ホッパーからリタイヤまでの場合 大きいマウスほど、品質の違いが歴然に出ます。それは、飼育環境を如実に反映するからです。 チェック項目は2点です。 ・毛並みが揃っているか?(重要です!) 生きている時と同じような綺麗な毛並みの商品は問題ありませんが、時折、ツンツンヘアーとでも言うのでしょうか、毛先が筆の様に束になっている商品を見受けることがあります。この様な個体は、生きている時を想像して頂けると分かるのですが、調子を崩している個体の可能性があります。また、冷凍までに時間がかかっていて、汗をかいてしまった個体であることも考えられます。さらに、問題であるのは、汚れていたマウスを洗った可能性です。これは、例え無菌の環境で飼育していたとしても、管理が行き届かないと毛が汚れてしまう場合があるからです。 今後、マウスを購入する際は、是非毛並みをチェックしてみて下さい。そして、ピクタのマウスの毛並みもご覧下さい。 ・肛門の周辺が汚れていないか?毛が抜けていないか? マウスの飼育で一番大変な作業は頻繁な床替えです。これは大変きつい労働ですが、これを怠ると、排便した便が肛門周辺に付着してしまい、汚れてしまいます。きちんとした管理をしている環境では、そのような問題はおきません。不健康なマウスが下痢をした場合も同様です。これらの部分も、無菌であるかどうかとは、全く別の問題です。汚れた肛門周辺の毛をカットしている場合も考えられますので、ここをチェックすると大体の飼育環境が予測できます。そして、この部分は、飼育期間の長いリタイヤマウスに最も違いがでます。※リタイヤマウスの♂の場合、肛門周辺が黄ばんでいることがありますが、これは自然なことです。 今度機会がありましたら、是非チェックしてみて下さい。 ●補足 お客様からのご指摘で初めて分かったことに、体の内部の状態のことがありました。購入する時には、商品の品質を外見からしか判断できませんが、生産者によっても体の内部の状態が違うとのご指摘です。お客様のご了承を頂きましたので、ほぼ原文のまま掲載させて頂きます。 −−−−ここから−−−− 今まで数社の冷凍マウスなど購入してましたが、ピクタさんのマウスの 品質は一番良いです。 解凍後に、ピンセットでマウスの腸を抜く作業をしますが、そこに入っている糞の状態が (変な表現かもしれませんが)きれいで、臭いも他社よりずっと少なく、非常によい状態で 管理されたマウスだなと一目で分かります。 うちのフクロウも喜んで食べます。糞の臭いも軽減しました。 価格も丁度いいので助かっています。 −−−−ここまで−−−− M様、ありがたいご指摘をどうもありがとうございましたm(_)m。 これに甘んじることなく、品質の向上を常に目指していきたいと思います。 マウスと縁の深いワクチンの生産について 日本脳炎という病気をご存知でしょうか? 数年前までは、予防接種が義務づけられていた病気で、蚊による媒介で感染する病気です。 この日本脳炎のワクチンを作る為にマウスが使われていることは、意外に知られていないと思います。
細胞培養由来のものもできつつあるようですが、突然変異を起こし易いことから、普及に至っていないようです。
高品質の餌を与える重要性 動物の繁殖を狙っている方は、良い餌を十分な量食べさせることが一番の早道です。 どんなブリーダーさんに聞いても何が重要かと聞くと、「一に餌、二に餌、三四がなくて五に餌」という回答が返ってきます。 稀少な生き物を繁殖成功させている方が、ピクタのマウス愛用者の中に多数いらっしゃることは、本当にうれしいことです。 梱包状態 便利なチャック付きの透明袋に入っています。(ピンクは25匹単位、ホッパー以上のサイズは10匹ずつ丁寧に入れています。) 空気がなるべく入らないように気を配って梱包してあります。ピンクマウスを10匹ずつ梱包している商品(中国産で確認)もあるようですが、弊社では、国内生産の為、手間賃がかかってしまい合わなくなってしまいますので、この程度とさせて頂いてます。 冷凍マウスの価格表
より多くの皆様に安心・安全なマウスを提供できるよう、今後も努力していきます。 発送 発送方法は、ヤマト運輸のコレクトサービス(現金着払い)、クレッジット決済、銀行振り込みなど各種選択できます。 (1万以上は送料・コレクト手数料も無料です!!) 直ぐに買いに行こう! ご注文は オンライショッピングよりご注文下さい。←クリック その他、 TEL(050-5838-5622),FAX(050-3737-4030),メールでも承ります。その場合、「サイズ」「数」「お届け先」をお知らせ下さい。
※弊社では、様々な生体も取り扱っています。 その為、ある程度の種類でしたら、生き物別にどのサイズで何匹くらい、どれくらいの頻度であげれば良いかを熟知しております。 ショップから購入された場合は、ショップの方に伺えばよい話ですが、突然の出会いから飼育するようになったケースもあるかと思います。 初めて飼育される方は、良く分からない点かと思いますが、どうぞお気軽にご質問下さい。 具体的にお話させて頂きます。 蛇足 ■マウスに抵抗のある方へ マウスを初めて見た人は、気持ちが悪いと生理的に思ってしまう方もいるようです。 それは、「1匹丸のまま」という状態から、生き物のご遺体であることが分かるからでしょうか?普段見慣れていない物なので仕方がないことかもしれません。でも反対に、皆さんが食している牛や豚のご遺体が1匹そのままの状態でスーパーで売っていたら、気持ち悪いと思う方もいるのではないかと思います。 多くの方は、そんな牛や豚の姿を想像もしないで、ただお肉を頂いているのではないでしょうか? 普段からマウスのご遺体を見られている方は、精肉を見た時にマウスと同様に牛や豚の姿を想像できる場面が多々あるのでは?と思います。 精肉は流通の過程で、丁寧に切り刻まれた動物のご遺体に違いありません。ただ姿が分からなくなってしまっただけのことです。 勿論、不衛生な環境で育ったマウスは、病原菌の媒介者になることもあるでしょうから、衛生面でどうしても?という方もいるかもしれません。しかし、弊社のマウスは人の体に入れるワクチン生産に携わっていたマウスですので、その点はご安心下さい。もしも、鳥インフルエンザが感染した豚がいたら、不衛生なマウスどころの騒ぎではありませんね。 いずれにしても、小さなマウスも、牛や豚も、全て尊い命であることには変わりありません。 マウスだけを指さして気持ちが悪いと言うことは、ナンセンスなことだと弊社では考えています。 人によっては、千葉県浦安市にあるメルヘン王国へ出かけ、着飾ったネズミ達を見て、目を輝かせている方もいらっしゃるのではないでしょうか? (弊社の代表もそんな人間の一人です) 脱線しましたが…(^^; そんなことよりも、生き物が他者の命を奪わなければ生きていけないという自然なことを、きちんと受け止めることが重要ではないでしょうか? マウスを利用されている方は、きっとその事実を受け止めることのできる方であると思います。 「食べ物」は「生き物」。この事実を、人としていつも、見つめ直しながら生きて行きたいものです。 |