投げ込み型ウールマットフィルターの紹介 その2
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@用意するのは、スドーのブリーディングフィルター | Aスポンジを取り外します。 |
Bウールマットを用意します。 | C端からくるくると巻いていきます。 |
D巻き終わったところ。 でもこれでは広がってしまいます。 |
Eインシュロックの1種リピートタイ 何度でも取り外しができる便利なグッズです。 |
Fリピートタイの端は、このようになっています。 フックを押すことで、好きな位置で固定できます。 |
G長さが足りない場合は、この様に繋げて使用すれば OKです。何本でも継ぎ足せます。 |
H先ほどのウールを巻いたフィルターをリピートタイで 縛ります。 |
I余分な部分をカットして完成! |
■濾材にまつわるコラム その2 -----多くの熱帯魚卸業者で使われている水作ジャンボ------ 貴重かつ莫大な数の魚を取り扱う熱帯魚卸業者(問屋)の多くが使っているのは、スポンジフィルターではなく、ウールマットを使ったタイプのフィルターです。 大型のスポンジフィルターが無いという指摘もあるかもしれませんが…。 一時は最大手の問屋さんのメインフィルターとしても使われていました。 構造は、下図のようになっています。
以前、弊社でもこのフィルターを使用した時期がありましたが、今は一切使っていません。それは、水作エイトと同様掃除が面倒だからです。1個洗ってセットするのに、どれくらいの時間がかかるでしょうか?100個洗うと何時間?考えただけでも嫌です。 さらにこのフィルターは、水槽とアングルの隙間から取り出す時に一苦労するのも難点です。でか過ぎるし、伸び縮みしないのです! 掃除が大変であるにも関わらず使われ続けているのは、ウールマットの優れた特性にあると思います。 問屋では、飼育経験のあまりないバイトの方も多数いらっしゃいます。そんな方にスポンジを使わせても劣化の判断ができかねます。ウールでしたら型崩れを劣化の一つの目安にしていれば安心です。劣化の分かり難いスポンジは時限爆弾のような危険もはらんでいるのです。 |