投げ込み型ウールマットフィルターの紹介 その3
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ところが →→→→ 6ヶ月後 |
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ウールマットでは定評のあるD社のマットを使って水槽へセット | 性能もメンテナンス性も最高でしたが、見事に崩れてしまいました。 |
何とか、この方式で長期使用できるウールマットはできないかと考えた末、化繊メーカーを訪ねることにしました。
こちらが求める「型崩れし難い腰の強いマット。さらには、目詰まりし難い水通りの良いマット」ということで、試行錯誤して製造して頂いた結果、満足のいくマットができました。
※ロットは半端じゃなかったですけど。(^^;
それがこのマットです。
これだけでは、よく分からないですよね。
そこで、他のウールマットとどこが違うのか比較してみました!
同じ体積になるよう各種のマットを切り出しました。 左からN社、定評のあるD社、ピクタ特注のマット |
上から見た所。 |
2kgの鉄アレーを用意。それぞれのマットに載せて、マットの 腰の強さを比較したいと思います。 |
腰の強さでは、評判通りD社に軍配! |
さすが、ピクタ特注に軍配 | 互角ですね。では、次に重さを比較。 |
最も軽い7.4g。繊維もスカスカといった感じ。 | 最も重い16.8g。N社の2.2倍。見た目からも繊維の量が非常 に多いことが分かります。濾過面積は広いが、目詰まりし易 いことが考えられます。 |
中間の11.9g N社の1.6倍。D社の約2/3の軽さ。 適度な繊維の隙間もあります。 |
最も重いD社のマットは、繊維の量を増やすことでマット全体 の腰の強さを保持していたわけです。ピクタの特注は繊維自 体の腰の強さが優れているだけでなく、適度な繊維の隙間も あることから水通りの上でも優れていることが考えられます。 |