投げ込み型ウールマットフィルターの紹介 その3


■ウールマット投げ込み式フィルターをいざセット
ところが
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6ヶ月後
ウールマットでは定評のあるD社のマットを使って水槽へセット 性能もメンテナンス性も最高でしたが、見事に崩れてしまいました。

この方式は濾過性能、メンテナンス性、経済性全てにおいて大変優れているのですが、ウールマットの特性である崩れやすいという欠点が露呈してしまいました。これでは、大手を振ってスポンジよりも優れているとは言えない状況になってしまいました。

そこで、崩れ難いウールマットは無いのか?ということで、あらゆるメーカーのものを試してみることにしました。
しかしながら、やはりD社のものが一番長持ちがし、ひどい物は、1ヶ月で無残な姿に変貌してしまいました。

■長期使用できるウールマットへの道

何とか、この方式で長期使用できるウールマットはできないかと考えた末、化繊メーカーを訪ねることにしました。

こちらが求める「型崩れし難い腰の強いマット。さらには、目詰まりし難い水通りの良いマット」ということで、試行錯誤して製造して頂いた結果、満足のいくマットができました。
※ロットは半端じゃなかったですけど。(^^;

それがこのマットです。

これだけでは、よく分からないですよね。

そこで、他のウールマットとどこが違うのか比較してみました!

同じ体積になるよう各種のマットを切り出しました。
左からN社、定評のあるD社、ピクタ特注のマット
上から見た所。
2kgの鉄アレーを用意。それぞれのマットに載せて、マットの
腰の強さを比較したいと思います。
腰の強さでは、評判通りD社に軍配!
さすが、ピクタ特注に軍配 互角ですね。では、次に重さを比較。
最も軽い7.4g繊維もスカスカといった感じ。 最も重い16.8g。N社の2.2倍。見た目からも繊維の量が非常
に多いことが分かります。濾過面積は広いが、目詰まりし易
いことが考えられます。
中間の11.9g N社の1.6倍。D社の約2/3の軽さ
適度な繊維の隙間もあります。
最も重いD社のマットは、繊維の量を増やすことでマット全体
の腰の強さを保持していたわけです。ピクタの特注は繊維自
体の腰の強さが優れているだけでなく、適度な繊維の隙間も
あることから水通りの上でも優れていることが考えられます。

いかがでしょう?
今までにない、素晴らしいマットであることがわかります。

つづく