投げ込み型ウールマットフィルターの紹介 その4


■全ての水槽を投げ込みウールマット方式へ

45cm水槽 コバルトロージー タイガースティングレー
ファイヤーラスボラ 国産グッピー ソコロフィーテトラ
特注ウールマットのお陰で、安心して飼育管理ができています。
濾過性能があまりにも良いので、餌をあげると急激に硝酸濃度が上がります。
弊社では、急激なPHの低下を防ぐ為に、ほとんどの水槽にネットで包んだカキガラを入れてあります。
ホント、これがないと怖いのです。(^^;

当たり前のことですが、硝化作用がうまく働いている証拠ですね。

半年で崩れる市販品のウールマット 特注マットは1年経ってもこの通り。

※特注ウールマットの使用期限が気になるところだと思います。
 勿論、半永久に使えるものでは、ありません。
 いくら強度のある特注マットでも、長期使用すると型崩れします。型崩れし始めた時が交換の目安です。
 
 視覚でマットの劣化が分かるので、非常に危険が少ないです。

 スポンジほど値段も張らないので、気軽に交換できる点もいいですね。


スポンジの劣化は見ただけでは分からないことが欠点です。
素材そのものの劣化に気付かないで駄目にしてしまう危険性があるので、スポンジフィルターを使用されている方は十分お気を付け下さい。
勿論、素材が劣化していなくても、金属コーティングで駄目になっている場合があります。


■ウールマットフィルターに適した本体は?
45cm水槽までは、手に入り易いスドーのブリーディングフィルターを改造するのがお勧めです。しかし、60cmや90cmなどの大型の水槽になってくるとブリーディングフィルターでは、少しパワー不足です。

弊社では、60cm以上の水槽には、中国製のスポンジフィルターを改造して使っています。
左が中国製、右がスドーのブリーディングフィルター スポンジを外すとこの様になります。
同じ要領で巻きます。 中国製は、スドーの2倍巻けます。
中国製を使えば、60-90cm水槽まで十分カバーできます。

この中国製を欲しい方は、弊社のオンラインショッピングで販売を予定しているので、宜しければご利用下さい。お勧めです!

■ウールマットフィルターをさらに大型に
先ほどのサイズでも十分ですが、さらに大型に使用したい方。また、魚の量が多くパワー不足を感じる方には、次のように作ることも可能です。

先ほどの中国製を2個用意して、芯の部分を倍にします。 この様に連結できます。

ウールマットを2段巻けば、特大フィルターの完成です。

右は比較のブリーディングフィルターです。

このサイズですと、150cmくらいまでいけちゃいます。

ただ、大きければよいというものでもないので、あくまで使用
例ということでご覧下さい。

複数個設置する方が、お勧めです。

■ピクタ特注ウールマットの販売
一部のお店様や問屋様には、この特注ウールマットが欲しいという要望があり、使って頂いていました。
やはり、そちらでも大変好評で、販売要請も幾度かありました。

当初は、あまり売る気がなかったのですが、6年間使用してみて、これは一般の方にも十分お勧めできるという確信が持てましたので、販売に踏み切りました。

弊社も協力させて頂いている「あくあ工房いちなま」の「極シリーズ」「極綿(きわみわた)」での提供になります。

「極」の名に恥じない一品だと思います。


投げ込み型ウールマットフィルターとしての使用は勿論、様々な用途で使えるかと思います。
興味を持たれた方は、ぜひお試し下さい。

長さは110cm・幅は12cmあります。

スドーのブリーディングフィルターで使用する場合は半分に切って、中国製でしたら、1本そのままお使い下さい。


以上、使用されるフィルターの参考にして頂ければ幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました。